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漁網循環ビジネス

廃漁網100%の再生ナイロン素材ブランド「NetPlus®」を
保有・運営しているブレオ社(BUREO,INC.:米国)と共に
廃漁網のリサイクルを促進

BUREOとは

2013 年設立、米国カリフォルニアを拠点とし、廃漁網の循環事業に取り組む企業です。主に南米のローカル漁業従事者と直接協働して「NetPlus」プログラムを開発・運営し、バージン・プラスチックに代替可能な品質のポストコンシューマー・リサイクルナイロンを生み出しました。
廃漁網をチリで選別、洗浄、破砕し、完全にトレーサブルなリサイクル原料に加工しています。
地域創生プログラムの運営にも取り組み、厳格な評価のもと、環境や社会に配慮した公益性の高い企業に与えられる「B Cor p 認証」も取得しています。
また、企業や個人の収益の1%を自然保護に寄付するグローバルネットワーク「1% for the Planet」にも加盟しています。

NetPlusとは

世界では毎年60 万トン以上の廃漁網や漁具が、正しく廃棄されず不法投棄などにより海に流出し、海洋プラスチック汚染の主要因となっています。
NetPlus はこの問題に対する最も有効なソリューション、つまり、廃漁網を100%原料として利用する、100%トレーサブルなポストコンシューマー・リサイクルナイロンのブランドです。
この活動を拡大することにより、海洋環境保全に貢献するだけでなく、地元の漁業従事者に副次的収入を生みながら、各コミュニティ発信の地域創生プログラムを運営するなど、社会的側面にも大きなインパクトをもたらします。

資源循環の仕組み

01

廃漁網100%由来
ケミカルリサイクルナイロン

02

追跡可能なリサイクル原料
安定した調達基盤

03

海洋環境保全・環境負荷低減
漁業コミュニティ貢献・地域創生

環境負荷低減効果

※LCA結果:バージンナイロン6チップとの比較

インパクト

漁業コミュニティ支援

海洋生態系保護

コミュニティプロジェクト

日本での取り組み

BUREOの南米での廃漁網回収プログラムを日本においても導入するべく、千葉県を拠点として廃漁網の回収・再生事業を展開するEllange(株)に対して多角的な支援を行っています。
Ellange(株)の日本国内における運営を後押しすることで、「NetPlus®」の安定供給体制を構築し、日本の海洋環境保全のみならず、地域創生プログラムの開発も促進します。